
自宅で手軽に白髪を染められる白髪染めは、忙しい女性にとって必要不可欠な便利アイテム。ところが白髪染めにはたくさんの種類があるので、「どうやって選べばいいかわからない」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
本記事では、白髪染めを選ぶポイントやおすすめの白髪染めについて、美容師監修のもとまとめました。ぜひ白髪染め選びの参考にしてくださいね。
美容師が選ぶおすすめの白髪染めをランキング形式で紹介

市販の白髪染めはセルフカラーでもムラなくきれいに染まるよう工夫されていますが、シチュエーションや悩みによって合うものは人それぞれです。向いている人やメリットと併せて、美容師目線でおすすめの白髪染めをランキング形式で紹介します。
白髪のセルフカラーとサロンカラーは違いがある?

白髪を染める場合、サロンカラーとセルフカラーの2つの選択肢があります。サロンカラーは、個人に合わせたオーダーメイドの薬剤で施術してもらえるのでダメージを最小限に抑えられる反面、コストがかかります。
セルフカラーは、サロンカラーよりもコストを抑えて誰でも簡単に染められるよう作られている反面、髪のダメージに対する配慮が劣ります。
サロンカラーのメリットとデメリット
サロンカラーのメリット・デメリットについてまとめました。

メリット
サロンカラーでのメリットは、
- 髪質・ダメージに合わせ最小限のパワーで施術可能
- 理想に近い仕上がりになる
- 片付けの手間がない
の3つです。
硬い・柔らかい・傷んでいるなど髪の状態は人それぞれです。
サロンカラーの場合、個人の髪質に合わせ薬剤のパワーをコントロールできるので、ダメージを最小限に留めることが可能。
また、赤みを消したい・今よりほんの少しだけ暗くしたいなど、絶妙なバランスで色味の調整もできるため理想に近い状態に仕上げられます。
デメリット
サロンカラーでのデメリットは、
- コストがかかる
- 時間の縛りがある
の2つです。
セルフカラーなら1回1,000円ほどで済む場合がほとんどですが、サロンカラーの場合5,000円ほどコストがかかります。
毎月白髪染めを行う人なら支出額の差が大きくなり負担になることも。
また、事前に予約し決まった時間に来店しなければいけないなど時間の縛りがあるため、忙しい女性にとってはわずらわしく感じてしまう可能性もあります。
セルフカラーのメリットとデメリット
セルフカラーのメリット・デメリットについてまとめました。

メリット
セルフカラーでのメリットは、
- 時間に関係なく気になったらすぐに染められる
- 低コストで染められる
- カラーバリエーションが豊富
の3つ。
ドラッグストアやスーパーなどで簡単に手に入り、1箱 約1,000円と非常にリーズナブルな価格で購入できます。
最近では明るさや色味など種類豊富にあるので、おしゃれで高彩度な色味に仕上げることも可能です。
デメリット
セルフカラーでのデメリットは、
- 髪が傷む
- 希望する色味になりづらい
- 白髪がしっかり染まりにくいこともある
の3つ。
セルフカラー剤は、髪質が太く硬い人でもしっかり染まるよう薬剤のパワーが強く設定されているので、サロンカラーと比べると髪のダメージが大きくなりがちです。
また、しっかり塗布できない箇所が出てくることから白髪が染まっていない・薄くしか色付いていないなど仕上がりに満足できない可能性もあります。
セルフカラーの白髪染めは主に3種類ある
セルフカラーの白髪染めには薬剤の形状が主に3種類あります。それぞれの特徴やメリットについてまとめました。
クリームタイプ
クリームタイプの白髪染めは3種類の中で最も粘度が高く、薬剤で包み込むようにして白髪を染めます。
密着度が高いため白髪の染まりムラが起こりづらいことや、気になる部位を狙って塗りやすい扱いやすさが人気のポイント。
髪全体ではなく分け目や顔まわりなど見えるところだけ染めたい人におすすめです。
乳液タイプ
乳液タイプの白髪染めはやや緩めなテクスチャです。髪全体に薬剤が行き渡りやすいので、ムラなく白髪を染められます。
液だれのリスクが高く部分的な白髪染めには不向きですが、全体を染めるには最適です。泡タイプと比べると薬剤の中に適度に油分が含まれているため、髪が乾燥しがちな人・細くて傷みやすい人にも向いています。
泡タイプ

泡タイプは薬剤が泡状で出てくる白髪染め。
他の白髪染めと比べると薬剤のパワーがやや強く髪にダメージを蓄積しやすいですが、シャンプーをするように揉み込むだけで簡単にムラなく染められます。
ブロッキングがいらない手軽さやセルフカラーに慣れていない人でも扱いやすいことから、初心者・不器用さんにおすすめです。
その他:ヘアマニキュア・トリートメント・一時染毛料
白髪染めにはその他にも、ヘアマニキュア・カラートリートメント・一時染毛料があります。
ヘアマニキュアは、髪や頭皮に負担をかけることなく白髪に色を付けるアイテムです。
アレルギーの原因となるパラフェニレンジアミンを含まないため、過去にカラーで頭皮が被れた・炎症が起こった人でも安心して使えます。
トリートメントの中に染料を含んだカラートリートメントは、普段使っているトリートメントと置き換えて使うだけなのでほとんど手間が変わりません。
他の白髪染めと比べると一番時間の負担が少なくて済むので、忙しい人におすすめです。
一時染毛料は、ヘアマスカラなどシャンプーで落ちるタイプのアイテム。
分け目や顔まわりの白髪が気になり始めたら、ダメージを心配することなく気軽に使えます。
白髪染めの選び方を知ろう
白髪染めにはたくさんの種類があるため、どれがいいのか迷うのではないでしょうか。
自分にとって最適な白髪染めを選ぶために意識したいポイントを5つまとめました。
白髪染めの種類を選ぶ
白髪染めには、クリームタイプ・乳液タイプ・泡タイプのカラー剤、ヘアマニキュア・カラートリートメント・一時染毛料などがあり、特徴・メリットはそれぞれ違います。
髪全体を染めたいのか、部分的に染めたいのか、明るくしたいのか、髪のダメージを負いたくないのか、自分が優先する内容を明確にした上で選ぶようにしましょう。
カラーを選ぶ

白髪染めのカラーは大きく分けて、透明感ある寒色系・馴染みやすい暖色系があります。
寒色系の代表的な色はアッシュ・マット系。赤みを抑えやわらかい印象に仕上げるので、髪が固く見える・いつも赤っぽく色落ちする人におすすめです。
暖色系の代表的な色はブラウン・ベージュ・ピンク系。血色が良く若々しい印象を与えるので大人女性にはぴったりな色味。
寒色系と比べると同じ明るさでもやや明るく見えることから、髪を明るく見せたい人・ふんわりさせたい人におすすめです。
明るさを選ぶ

メーカーによって幅はそれぞれ違いますが、1〜6段階の間で仕上がりの明るさを選びます。
明るさの目安がパッケージ側面に記載されているので必ず確認するようにしましょう。
白髪が多いと目安より明るく、少ないと暗く仕上がるので、その点も考慮してください。
成分で選ぶ
白髪を染める目的は同じでも、配合されているヘアケア成分はそれぞれ違います。
髪のダメージを抑えたいなら毛髪補修成分が含まれているもの、色落ちを防ぎたいならタウリン・テアニンが配合されているものなど、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
トリートメントの有無で選ぶ
カラー後の髪は、弱酸性からアルカリ性に偏ることで刺激に弱くなり傷みやすくなります。
髪を傷みから保護する・パサつきなどの毛先のダメージをケアするといった2つの理由から、アフタートリートメントは必ず行いましょう。
白髪染めにトリートメントが同封されていれば別で購入する手間が省けるためおすすめです。
おすすめの白髪染めランキング【クリーム/乳液タイプ】
クリーム・乳液タイプの白髪染めで特におすすめのアイテムを11個厳選しました。
全体染め・部分染めに最適な白髪染めを探している人は参考にしてください。
1位 ブローネ 香りと艶カラー クリーム

生え際もしっかりカバーできるクリームタイプの白髪染め。
パサつきやすい大人女性の髪を指通りなめらかなきれいな状態で維持できるよう、毛髪保護成分として軟質ラノリン脂肪酸・海藻エキス・ローヤルゼリーエキスを配合。ブラウンを基調とした上品な仕上がりになるので、年齢にあった落ち着いたカラーに仕上げたい人におすすめ。
2位 ビゲン 香りのヘアカラー

クリーム・乳液タイプの2種類があり、自分にあった形状を選べます。
色落ちを防ぐテアニン・タウリンが配合されているので白髪が浮きづらく、染めた後のきれいな状態が長続きします。白髪を染めてもいつもすぐに色落ちしてしまう人におすすめです。

3位 サイオス オレオクリーム

サロン仕上げのようなツヤ感ある髪を叶えるクリームタイプの白髪染め。
豊富に配合された高品質オイルによって、乾燥や熱によるダメージから髪を守りまとまりやすい髪へと導きます。くせ毛やダメージによる髪の広がりに悩んでいる人には特におすすめ。
4位 ウエラトーン 2+1 クリームタイプ

ミクロの色素が髪の中心まで浸透し発色するので、深みのある上品な色味が6週間継続します。
より艶やかでなめらかな髪に仕上げられるよう毛髪保護成分である、ホホバ油・アボカド油・ヒマワリ油を配合。色落ちが早く、白髪染めのペースが早くなりがちな人におすすめです。
5位 ロレアルパリ エクセランス ヘアカラークリームタイプ

アットコスメ・LDKでも高評価を獲得し人気が高いアイテム。
濃く深みのある色味が魅力のポイントです。8週間の色持ちを叶えるロングラスティング色素を採用しているので、色落ちが早い人・白髪の染まりが悪い人におすすめ。
6位 スティーブンノル カラークチュール クリームヘアカラー

プロのカラーリストが監修しており、彩り豊かな色合いを表現できる白髪染め。
ダメージによって失った油分を補うCMCを豊富に含んでいることで、美しい髪色をキープします。セルフカラーにマンネリしてきた人・新鮮さを求める人におすすめです。
7位 ティアラ クリームヘアカラー

ウオーターインオイルベースにより、うるおい・ツヤが揃った若々しく美しい髪を叶えます。
わずか10分で白髪にしっかり色を付けられる効率の良さ、残った薬剤は次回まで置いておけるコスパの良さが魅力のポイントです。
8位 シエロ ヘアカラーEXミルキー

ノズルがコーム型なので、ブラッシング感覚でムラなくきれいに染められる白髪染め。
大人上品色に仕上がる豊富なカラーバリエーションが魅力で、自分の理想に近い色味を見つけられます。6種の保護成分が配合されているので、カラー後の髪の手触り・指通りを妥協したくない人におすすめです。
9位 クレディーテ クリアリーカラー

高彩度・高明度の豊富なカラーバリエーションが特徴の白髪染め。
白髪と黒髪をバランスよく染め上げる浸透ディープカラー処方を採用しているので、仕上がりクオリティの高さが抜群です。ちらほら白髪が気になり始めた人・白髪染めでもおしゃれな色味にしたい人におすすめ。
10位 サロンドプロ 無香料ヘアカラー 早染めクリーム

カラー中の刺激臭を抑え不快感を軽減したクリームタイプの白髪染め。
15分でしっかり白髪をカバーし、気品あふれる艶やかな髪に仕上げます。伸びが良く扱いやすいので、毛量が多く塗りにくさを感じる人におすすめ。
11位 エビータ トリートメントヘアカラー

分け目や顔まわりといった気になりやすい部分の白髪をしっかりカバーしやすい濃厚なクリーム状の白髪染め。
植物由来のうるおい成分や、毛髪保護成分のコラーゲンを豊富に含み、艶やかでしなやかな髪へと仕上げます。
おすすめの白髪染めランキング【泡タイプ】

泡タイプの白髪染めで特におすすめのアイテムを6つ厳選しました。セルフカラーに慣れていない人や、不器用な人はに最適です。
1位 ブローネ 泡カラー
濃密泡でしっかり白髪をカバーし、見えない後ろの白髪もむらなく染め上げます。
ブロッキングの必要もなく簡単に扱えるため、セルフカラー初心者から好評です。全22色と豊富なカラーバリエーションを取り揃えているので、おしゃれ染めと同じように好きな髪色を楽しみたい人にはおすすめ。
2位 シエロ ムースカラー

ムース状のこっくりとした泡で出てくる白髪染め。
容器を振りプッシュするだけで中身を出せる使いやすさや、残った薬剤を残しておける点が人気のポイントです。液だれしにくい形状なので、全体だけでなく部分染めとしても使いたい人におすすめ。
3位 サロンドプロ 泡のヘアカラー・エクストラリッチ

においのしない浸透泡でストレスなくカラーできる白髪染め。
色素成分が素早く毛髪に浸透する浸透コネクトカラー処方を採用しているので、20分で深みのある美しい色味に仕上がります。ムース状の薬剤なため、部分染め・全体染めの両方で使いたい人におすすめ。
4位 ビゲン ポンプカラー
初めてのセルフカラーでも無理なくチャレンジできるよう工夫されたポンプタイプの白髪染め。
ポンプを押すだけで適量を手に取れるので、出しすぎて液だれするといったリスクが抑えられています。不器用で不安・ムラになるのは避けたいと心配している人におすすめ。
5位 エアリーカラーリングフォーム
空気と触れることで薬剤の反応が進むカラーファクト処方を採用。
キューティクルを開かずに染められるので髪へのダメージを最小限に抑えられます。また、5分で染め上げるスピーディーさも人気のポイント。短時間でさっとカバーしたい人におすすめです。
1,980円(税込・公式サイト初回限定価格)/80g
エアリーカラーリングフォーム
6位 ラサーナ ヘアカラームースタイプ

天然由来成分を豊富に含んだムース状の白髪染め。
白髪だけを自然な色合いに仕上げます。頭皮の不快感・髪のダメージの原因となる過酸化水素を含まないので、髪と頭皮に優しいものを使いたいという人におすすめ。
おすすめの白髪染めランキング【トリートメントタイプ】
トリートメントタイプの白髪染めで特におすすめのアイテムを7つ厳選しました。白髪の仕上がりよりダメージレスを優先したい人に最適です。
1位 サイオス カラートリートメント

通常染まりにくいとされるカラートリートメントですが、独自の濃厚カラー処方により一度の使用で白髪をカバーできます。
放置時間もたったの5分と短いため、時間をかけず手軽に済ませたい人におすすめです。
2位 ルプルプ ヘアカラートリートメント

美容液成分を94%配合し、頭皮や髪への優しさを追求したアイテム。
頭皮の刺激となる過酸化水素・ジアミンフリー。過去に白髪染めでアレルギー反応が出てしまった人・髪が痩せていてボリュームが気になる人におすすめです。
3位 サロン ド プロ カラートリートメント

気になる白髪をカバーするだけでなく、白髪染めの色味をキープすることもできるカラートリートメント。
放置時間や使用時の髪の状態(濡れているか乾いているか)で染まり具合を調整できるため、暗くなりすぎるのが嫌だという人にぴったりです。
4位 スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント
引用:スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント 公式サイト
白髪だけでなく加齢と共に気になり始めるボリュームケアもできるアイテム。
ロングディープカラー設計により、髪内部をほとんど傷めることなく深みのある濃い色味に仕上げます。アレルギーの原因となるジアミンフリー。
2,852円(税込・公式価格)/200g
スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント
5位 綺和美 白髪染め ヘアカラートリートメント

白髪染めにおける不安要素となる成分を取り除き、安心ときれいの両立を叶えたアイテム。
使えば使うほど光沢ある美しい髪へ仕上げます。深みのある濃い色味であることから週に一度の使用でいいので、タイムレス・手軽さを求めている人におすすめです。
6位 ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント ヌーボー
引用:LABOMO(ラボモ) スカルプアロマ ヘアカラートリートメント 公式サイト
髪を補修するトリプルモイストリペア効果・染料成分を閉じ込めるWコーティングにより、わずか3分で傷めることなく白髪をカバーできるアイテム。
短時間で白髪の悩みを解消できるので、白髪染めが面倒・美容室へ行く時間がないという人におすすめです。
3,470円(税込・公式価格)/200g
ラボモ スカルプアロマ ヘアカラートリートメント ヌーボー
7位 利尻ヘアカラートリートメント
髪に馴染みやすく、細かい部分の白髪もしっかりカバーできるアイテム。
ダメージを負った髪に吸着し高発色を叶えるプラスイオンを帯びた色素を配合。28種類の植物由来成分が若々しく美しい髪へと仕上げます。これまで他のカラートリートメントだと色付きが悪かったという人におすすめ。
2,200円(税込・公式サイト初回限定価格)/200g
利尻ヘアカラートリートメント
おすすめの白髪染めランキング【ヘアマニキュア】
ヘアマニキュアの白髪染めで特におすすめのアイテムを3つ厳選しました。過去に白髪染めによる頭皮トラブルが起こった人は参考にしてください。
1位 ブローネ 美髪ヘアマニキュア
パッチテストなしでも使えるほど安全性が高いアイテム。
染料が髪表面にゆるやかに吸着し、美しい色味を3週間持続させます。またダメージによる毛髪の空洞を補修し、ハリコシを与える花王の美髪技術・HBTを採用。白髪だけでなく髪のコンディションも整えたい人におすすめ。
2位 シエロ オイルインヘアマニキュア

染料成分が髪表面にしっかり吸着し1ヶ月の色持ちを叶えるアイテム。
アレルギー性のあるジアミンやダメージの原因となるアルカリ成分を含まないため、髪と頭皮に刺激を与えることなく白髪をカバーします。
3位 サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ

ミクロ化した染料成分が素早く髪表面に浸透するため、わずか5分でスピーディーに染め上げます。
繰り返し染めてもほとんど髪が傷まないので、白髪が多くすぐに気になってしまう人にはおすすめです。
おすすめの白髪染めランキング【一時染毛料】
一時染毛料タイプの白髪染めで特におすすめのアイテムを5つ厳選しました。白髪が出始めた人や、白髪染めまでの間のケアとして取り入れるのに最適です。
1位 スティーブンノル コレクション ハイドロシャイニング ヘアマスカラ

自然なツヤ感を髪に与えながら白髪をカバーします。
色落ち・色移りがしにくく、汗をかきやすい人・雨の日でも使いやすいアイテム。
髪が絡まりづらく塗りやすいコーム型のブラシなので、使い慣れていない人でも安心して使えます。
2位 ドクターシーラボ ボタニカルヘアマスカラ

もみあげや顔まわりのキャッチしづらい白髪も逃さずカバーできるマイクロブラシタイプ。
髪にしっかり染料を塗布できるので、白髪が出始めた人・分け目のちらほら白髪が気になる人におすすめです。独特なにおいを抑えたラベンダーとユズのさわやかな香り。
3位 ARIMINO カラーストーリーiプライム ポイントコンシーラー

地肌が汚れにくいコーム型マーカータイプ。
髪のごわつきやベタつきがほとんどなく、使用後の髪の質感・見た目を損いません。一度に塗布できる範囲が広いので、分け目や顔まわりなど広範囲に使用したい人におすすめ。
4位 綺和美 白髪隠し カラーリングブラシ

プロのカラーリストが考案したナチュラルで豊かな色味が特徴のアイテム。
ベタつきがなくさらっとしているので、髪の見た目を損なうことなく使用できます。持ち運びやすい軽量タイプなので、家だけでなく出先でも使いたい人におすすめ。
5位 ARIMINO カラーストーリー プライム ポイントファンデ M

染料が粉状になっているファンデーションタイプのアイテム。
パフではなく専用のブラシで塗布するので、地肌に染料が付きづらくなっています。ポイントではなく面で白髪をカバーしたい人・さらっとマットな質感に仕上げたい人におすすめ。
美容師が教える白髪をうまく染めるコツ

セルフカラーでうまく白髪を染めるには6つのポイントを意識しましょう。
- スタイリング剤などの残物を落としてから使う
- 薬剤はたっぷり使う
- 自分が気になる部位から薬剤を塗布する
- 目立つ白髪は2度塗りする
- 風の影響を受けない場所で行う
- 顔まわりの短い白髪はコットンで抑える
白髪がしっかり染まらない場合、髪表面の残留物・塗布量不足が影響していることがほとんどです。
汚れをしっかりと落としてから、たっぷりの薬剤を塗布しましょう。また、エアコンや扇風機など風の影響を受けやすい場所でカラーを行うと、薬剤が乾燥し反応が落ちることもあります。場所を変えるか、ラップを巻いて薬剤の乾燥を防いでください。
よくある白髪に関する疑問

白髪に関するよくある質問についてまとめました。
どうして白髪になるの?
黒髪が白髪になる理由は、色素細胞の機能低下・数が減少するからです。頭皮内ではすべての髪が白色ですが、色素細胞が毛根内でメラニン色素という黒い成分を作り髪に受け渡すことで初めて黒髪になります。しかし加齢により色素細胞自体の数が減ったり、色素細胞が作るメラニン量が減ってしまったりすることで、髪に色を付けられず白髪となってしまうのです。
白髪染めはいつから始めるべき?
白髪があるだけで年齢が増して見えると感じたり、ストレスを感じたりする人もいるでしょう。そのため、白髪が数本であっても自分自身が「白髪が気になる」と感じたタイミングから始めるべきです。白髪がまだ少ないなら白髪染め以外にも、シャンプーで落とせるヘアマスカラを使ったり、黒髪を明るく染めたりすることで、白髪の主張を和らげる方法もおすすめ。
白髪染めの適切な頻度は?
通常は、根元が1センチ伸びてくる1ヶ月目で行うのがよいでしょう。しかし、白髪が多い人は3週間、白髪が少なくあまり気にならない人は1ヶ月半など個人で調整して行いましょう。また毎回全体染めすると髪のダメージが進む・コストがかかるなどリスクも伴うので、全体染め・部分染め(分け目・顔まわり)を交互に行うのもおすすめです。
髪のダメージを防ぐ方法は?
繰り返す白髪染めで髪のダメージが気になるときは、天然由来成分を用いた毛髪補修効果の高い白髪染めを選びましょう。また、ダメージの原因となる過酸化水素を含まないヘアマニキュアや、トリートメント成分主体のカラートリートメントを選ぶこともおすすめです。
まとめ
白髪に悩むストレスから解放するために、便利なケアアイテムがたくさん販売されています。
種類が多いとかえってどれを選んでいいのか迷いがちですが、自分が一番何を求めているか、優先しているかを理解してから選ぶことで失敗のリスクを回避することができるでしょう。ぜひ自分にぴったりなアイテムを見つけてくださいね。
この記事を書いた人

PROFILE
橋口美月(はしぐちみづき)
滋賀県・ヘアールシア
【資格】
・美容師免許
・JNECネイリスト技能検定試験 2級
・JNAジェルネイル技能検定試験 中級
・JMA日本メイクアップ技術検定試験 3級
・ビューティ・コーディネーター検定 3級
ヘア・メイク・ネイル・アイなど美容業務全般に携わる。
現在では美容師業のみに専念し、白髪の悩みが増える40〜50代の大人女性を担当する。
白髪に特化したカラー提案に定評があり、リピート率は80%以上。
個人ブログ:https://ponzusan.com