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白髪を染めない女性が増えている?白髪をおしゃれにみせる髪型や注意ポイントを詳しく紹介

目をそらす筆記念的な成熟したビジネスウーマンの肖像画、計画立ち上げ。屋外に立ってスタイリッシュな眼鏡を身に着けている美しいアジアの女性は、顔に焦点を当てる - white hair ストックフォトと画像

大人女性の多くがストレスを抱えている白髪。毎月のように行う白髪染めに「いつまで白髪染めを続ければいいのだろう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。これまでは白髪の悩みを解決するには白髪染めしかないとされていましたが、最近では白髪染め以外の選択肢が増えています。

白髪を一切染めずにグレイヘアを活かす人・白髪にほんのり色付けて馴染ませる人など、悩みや理想によって選ぶ方法は人それぞれ。本記事では、白髪を染めずに楽しめる髪型やおしゃれのポイント、ヘアケア方法を詳しく解説しました。白髪染めをやめたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

【30代・40代・50代】白髪を染めない女性は増えている?

白髪の悩みが出始めたら白髪染め…というのは過去のお話。最近では白髪が気になるからこそ白髪を染めない女性が増えてきました。白髪を染めない女性が増えた理由として、2018年以降白髪を染めない「グレイヘア」が流行したことや、白髪を活かしておしゃれを楽しむ選択肢が増えてきたことがあげられます。

白髪を染めない理由

白髪に悩んでいるにも関わらず白髪を染めない人もいます。どのような理由があって白髪を染めないのか詳しく解説しました。

手間がかかる

染めてから4〜5週間も経つと、染まっている髪と新しく生えた髪の境目が目立つので白髪を染める必要があります。美容室でのカラーなら予約連絡や美容室へ行く手間が、セルフカラーなら薬剤を自分で塗布する手間がかかるため、面倒に感じる人も少なくありません。

髪のダメージ

保護成分や保湿成分が配合されている髪にやさしい薬剤も増えていますが、白髪染めは無理やりキューティクルを開かせ、髪の色素・メラニンを脱色するためノーダメージとはいきません。大人女性の髪は繊細でダメージに弱いため、白髪染めによって髪が傷んでパサつきや細毛になるリスクもあります。

アレルギーがある

白髪染めにはアレルギー性が高い「パレフェニレンジアミン」という染料が多く含まれています。パラフェニレンジアミンを含んだ薬剤が繰り返し頭皮に付着することで、体にアレルゲンが蓄積しアレルギーを発症する可能性もあります。1度でもアレルギーを発症すると、かゆみ・腫れ・発疹・痛みといった症状が引き起こされるため、カラーを続けられない*ひともいるでしょう。

*パラフェニレンジアミンを含むアルカリカラーの場合

白髪の割合が少ない

白髪がポツポツと数えられるほどしかない場合、白髪染めをするにはまだ早いと感じる人が多くいます。というのも白髪の割合が少ない人は、白髪を根元で切り除いたり、まわりの黒髪を明るくし馴染ませたりすることで目立たなくできるからです。

ただし、白髪の割合が多くなるとどうしても上記の方法では追いつかないため、他の方法を検討する必要があります。

白髪を染めていない有名人も増えている

最近では、白髪を染めずグレイヘアを楽しんでいる有名人も増えています。

代表的な3人をまとめました。

草笛光子さん

ベリーショートが特徴的な女優・草笛光子さん。

白髪の割合が80%以上なのでシルバーというよりホワイトな雰囲気です。パサついて見えがちなグレイヘアですが、髪を短くスッキリすることで整った印象に仕上がります。

樹木希林さん

グレイヘアを個性の1つとして活かし取り入れた女優・樹木希林さん。

樹木希林さんの個性の豊かさを表現したグレイヘアが印象的です。特に割合が高い顔まわりの白髪を隠さずあえて活かすことで、デザイン性のあるヘアスタイルに仕上がっています。

近藤サトさん

50歳を迎えるタイミングで20代から続けた白髪染めをやめたフリーアナウンサー・近藤サトさん。

近年のグレイヘアブームの火付け役となりました。白髪によりパサつきがちな毛先をまとめ髪にすることで、上品で気品の溢れる印象を与えます。

白髪を活かしておしゃれな髪型を楽しもう

人生はちょうど良くなって続けて - white hair ストックフォトと画像

白髪を活かすと一言で言っても、すべての人がありのままのグレイヘアを受け入れられる訳ではありません。悩みや理想に合わせて個人に合わせた選択肢を選ぶことが大切です。白髪を活かしておしゃれな髪型を楽しむ方法を3つ紹介します。

ハイライトで白髪を活かす

髪を染めます。 -  highlight hair ストックフォトと画像

髪全体に細かいハイライトを入れ疑似的な白髪を作ることで、伸びてきたときの境目をぼかしナチュラルな仕上がりに見せるカラー方法です。ハイライトにより明るさや立体感を得られるので、明るめのカラーを好む人・髪をふんわり見せたい人・髪に動きが欲しい人には特におすすめです。全体に入れることに抵抗がある場合は、気になる箇所へ部分的に入れる方法もあります。

ヘアマニキュアで明るい色を楽しむ

ヘアマニキュアは脱色力がなく、すでに明るい白髪にだけ色を付けられるカラー剤のこと。

白髪が固まっている部分に色付けるとデザイン性のあるカラーを楽しめます。白髪染めではできなかった色にも挑戦できるので、人と被りたくない人や個性を表現したい人にはおすすめです。

グレイヘアを活かしたショートヘア

ソファの上の幸せの年配の女性 - white hair ストックフォトと画像

グレイヘアは、髪色に一切手を加えずありのままの状態を楽しむ方法です。白髪の割合が60%だと濃いグレイカラー、70〜80%だと淡いグレイカラー、90%以上はホワイトカラーと言ったように、白髪の割合によって見え方が変わります。グレイヘアの注意点は、十分なヘアケアができていない場合、汚らしい・見すぼらしい印象を与えてしまうこと。

髪が長いと傷んだ毛先のケアに手間がかかり大変ですが、ショートヘアだとツヤのある状態をキープできるのでおすすめです。

グレイヘアには向き・不向きがあるので、注意が必要

白髪を活かしたグレイヘアは、有名人もおしゃれに楽しんでいますが、誰にでも似合う万人受けするヘアスタイルではありません。どのような人ならグレイヘアが向いているか、逆にグレイヘアをおすすめしない人はどのような人か解説していきます。

レイヘアが向いている人

灰色の上に隔離椅子に座って灰色の髪を持つ美しい夢のようなアジアの女性 - white hair ストックフォトと画像

白髪を活かすグレイヘアがおすすめな人の条件を5つ紹介します。

白髪の部分が多い人

白髪が少ないとまばらで汚い印象になりますが、多いと髪全体がやわらかく透明感のある印象に仕上がります。黒髪に対して白髪の割合が60%だと濃いグレー、70〜80%だと淡いグレー、90%以上だとホワイトと見た目の雰囲気が変わるのもグレイヘアの特徴です。自然体でありながらカラーでは出せない色味を表現できるので、人と被らない髪色を楽しめます。

おしゃれが好きな人

グレイヘアは、髪のツヤがなくなるためどうしても実年齢より老けて見えがちです。ただ、ヘアアレンジやアクセサリーなどでおしゃれをし、顔まわりを華やかに見せることで老けた印象を払拭できます。グレイヘアへ移行する前からおしゃれをするのが好きだという人には、特に負担も増えないためおすすめです。

派手なファッションが好きな人

グレイヘアになると髪の色がシンプルになりすぎて寂しげな印象になります。上品さを失わないためには、服装で淡いピンクやグリーンなど華やかな色味を取り入れることが大切。

大人上品なキレイめコーデ・色味を取り入れた華やかなコーデを好む人にはグレイヘアがおすすめです。

年相応の美しさを好む人

ある一定の年齢を超えたあたりから、白髪染めをして艶やかな状態の髪に違和感を覚える人もいます。グレイヘアは、着飾らずありのままの自分の美しさを表現できる手段です。白髪染めをやめた方がいい年齢という定義は存在しませんが、年齢に相応しい髪を求める人にとって、グレイヘアは向いているといえるでしょう。

周りの目を気にしない人

グレイヘアに挑戦したものの諦めてしまう人も中にはいます。断念した理由のほとんどが、周りから反対された・他人の視線が気になるといった内容です。自分が信じ良いと思ったものを続けられる意志の強さがあれば、グレイヘアに挑戦する価値はあると思います。

グレイヘアが向いていない人

鏡の前で彼女の頭皮と髪を調べる美しい若い女性の肖像画、髪の根、色、灰色の髪、脱毛や乾燥した頭皮の問題 - white hair ストックフォトと画像

白髪を活かすグレイヘアがおすすめできない人の条件を5つ紹介します。

白髪の部分が少ない人

白髪の割合が60%以下だと、黒髪のなかに白髪があるまばらな状態になりキレイに見えません。例えるならごま塩のような状態です。このような場合グレイヘアにすると、汚らしい・見すぼらしい・疲れたといった悪い印象を与えるリスクがあります。

また、グレイヘアへ移行期間中の髪の状態が「キレイじゃない」と耐えかね諦めてしまう人もいます。白髪の割合が少ない場合は、無理にグレイヘアにするのではなく白髪を活かしたハイライトカラー等で対処する方がストレスなく過ごせます。

おしゃれやヘアケアで楽をしたい人

グレイヘアにはありのままの姿でいられるメリットもありますが、どうしても実年齢より増して見えるリスクがあります。ヘアアレンジをしたりアクセサリーで着飾ったりとおしゃれを楽しめないと、疲れた印象になりがちです。おしゃれを楽しむこと自体が苦手な場合、グレイヘアにするとかえって負担が増える可能性もあるため、おすすめできません。

ナチュラルメイクを好む人

メイクはベースとアイブロウだけ!といったナチュラル思考の場合、髪色の影響に引っ張られて顔がパッとしない印象になる可能性があります。グレイヘアでも美しい有名人として代表的な近藤サトさんも、白髪染め時代と比べると顔色が明るく見える色味を用いたメイクを選んでいます。

白髪のもつ老けて見える影響力に負けないためには、目や口元を華やかに飾ることが必須。
メイクには最低限の手間しかかけられないという人にとっては、グレイヘアは不向きです。

若く見られたい人

どれだけ着飾って努力したとしても、白髪を染めているときと比べれば老けて見えがちです。人にもよりますが、グレイヘアにすると実年齢プラス5歳にみられると言われています。同世代より若々しく見られたいという人にとっては、グレイヘアは相性が悪い方法かもしれません。若く見られることを重要視したい場合は、グレイヘアではなく白髪を活かしたハイライトカラーがおすすめです。

周りの目が気になる人

白髪染めをしている状態から完全なグレイヘアへ移行するには、ベリーショートであっても1年〜1年半かかります。誰もが白髪に肯定的な意見を持っている訳ではないため、白髪を染めた方がいい・老けて見える・だらしがないと言われる可能性もゼロではありません。

何を言われても自分の信念を貫くことができる人なら問題ありませんが、周りの目や意見に左右される可能性が少しでもあるなら別の方法を選んだほうが良いかもしれませんね。

そもそもどうして白髪はできるの?

35歳を過ぎたあたりからポツポツと増えてくる白髪。そもそも白髪はなぜできるのか解説していきます。

白髪のしくみ

顔料髪と白髪のメカニズム / 比較ベクター図 / 日本語 - white hair点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材

個人差はありますが、大体の人が35歳頃から気になり始める白髪。白髪が出てくる理由は、色素細胞の機能低下・数の減少が影響しています。毛を抜いたら根元の方が透明だったことはありませんか?実は髪って頭皮から出てくるまではどれも色がついていない白髪状態です。通常は髪が成長する過程で、毛根にある色素細胞で作られたメラニン色素という黒い成分が髪に色を付けます。

ところが、年齢やストレスで色素細胞が機能を停止したり、減ったりしてしまうと、メラニンが作られず白髪のまま髪が生えてきます。

白髪は抜くと増える

「白髪を抜くと増える」と言われていますが、実際には増えません。1度白髪を見つけてしまうと鏡を見るたびに無意識に目で負ってしまうため、そのように言われるのではないでしょうか。

しかし、白髪の増加には影響がないものの、白髪を抜く行為が頭皮や毛根にストレスがかかるのは事実。抜くことが原因で髪が細くなったり薄くなったりする可能性はあるので、できれば根元からハサミで切るのをおすすめします。

白髪に効果がある食べ物はある?

白髪を生やさないためには体の中のケアも大切。髪を作るのに必要なビタミンBや亜鉛を多く含んだ海藻類・乳製品・牡蠣・黒ごまを積極的に取り入れることは、白髪対策において効果的です。ただ、これだけを摂れば白髪が予防できると勘違いするのは間違い。白髪に効果がある栄養素を十分吸収できるよう体のコンディションを整えることや、細胞を活性化させるためにはその他の栄養素もバランス良く取り入れる必要があります。

白髪が黒髪に戻ることはある?

1度白くなった髪が黒髪になる可能性は限りなく低いです。ただ、加齢による色素細胞の減少が原因の白髪ではなく、強いストレスによる一過性の白髪の場合は黒髪に戻る可能性もゼロではありません。

精神的なストレスがかかると、細胞を傷つける活性酸素が体の中で増え髪の栄養を届ける血流が悪くなります。すると毛根にある色素細胞がダメージを受け、髪を黒くするメラニン色素を生成するだけの栄養が足りず白髪となってしまうのです。ストレスが解消されると、活性酸素も減り血流も良くなるので再び髪に色が付き黒髪に戻ります。

白髪はケアが大切

白髪ができてしまうと黒髪に戻すのは難しいため、事前の対策が大切です。白髪のケアについて3つ紹介します。

生活習慣を見直す

白髪の原因は遺伝の他に生活習慣が大きく影響しています。食事のバランス・睡眠の質・喫煙の有無はもちろんのこと、髪を結ぶことも白髪の増加につながるため控えましょう。

髪を結ぶと引っ張られるストレスがかかり、毛根にとって負担となり白髪の原因になります。なるべく結ぶ時間を短くする・クリップなど負荷が少ない方法でまとめるなどの工夫が大切です。

頭皮・ヘアケアをする

砂漠のように干からびた土では甘くて美味しい野菜は作れませんよね。髪も野菜と畑の関係と同じ。質の良い髪の毛を作るためには環境の整った頭皮でいられるよう頭皮ケアを意識しましょう。具体的には、頭皮に刺激となりづらいマイルドなシャンプーを使う・紫外線を避けるために帽子をかぶる・ヘッドスパを受けるなどがあります。

カラーシャンプーやカラートリートメントを使用する

白髪が出てくると、目立たないようにしたいですよね。ところが白髪染め・おしゃれ染めに関係なく、カラー剤は髪にも頭皮にも刺激を与えてしまうのです。この刺激がまた新たな白髪の原因となるため、できれば刺激性の低いカラーシャンプー・カラートリートメントで白髪を馴染ませることをおすすめします。

白髪染めほどはっきり染まりませんが、傷ませることなく淡い色付けが可能です。

まとめ

少し前までは白髪と白髪染めがセットだと考えられていましたが、最近ではさまざまな選択肢が存在します。悩みや理想は人それぞれ。自分にあった白髪との付き合い方を見つけてみてくださいね。

この記事を書いた人

PROFILE

橋口美月(はしぐちみづき)

滋賀県・ヘアールシア

【資格】
・美容師免許
・JNECネイリスト技能検定試験 2級
・JNAジェルネイル技能検定試験 中級
・JMA日本メイクアップ技術検定試験 3級
・ビューティ・コーディネーター検定 3級

ヘア・メイク・ネイル・アイなど美容業務全般に携わる。
現在では美容師業のみに専念し、白髪の悩みが増える40〜50代の大人女性を担当する。
白髪に特化したカラー提案に定評があり、リピート率は80%以上。

個人ブログ:https://ponzusan.com

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