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【白髪染め】ヘナは髪に優しい?ヘナカラーについて詳しく解説【おすすめのヘナカラー剤も紹介】

ヘナ

白髪染めをする上で気になることといえば髪のダメージや頭皮への刺激ではないでしょうか。
染めずにはいられないけど本当は髪が傷むしやりたくない、頭皮がピリピリして放置時間が苦痛…と悩んでいる人は意外と多いのです。

そんな人におすすめなのが、植物由来で安全性の高い白髪染め・ヘナ。
本記事では、ヘナのメリットや選び方、おすすめのヘナについて紹介します。

ヘナの白髪染めとはどんなもの?

ヘナとは、熱帯地方に自生するミソハギ科シコウカという植物を粉末状に加工したものです。
インドでは薬草として使用されることも多い植物ですが、着色作用があることから白髪染めとしても用いられます。
シコウカの葉にはローソニアと呼ばれる色素成分が多く含まれており、これが髪の主成分・ケラチンに絡みつくことで髪への着色が可能になります。

脱染作用はないため黒髪を明るくすることはできませんが、植物によるカラーリングなので髪への負担はほとんどありません。

ヘナのメリット

植物の力で白髪を染められるダメージレスなヘナのメリットをまとめました。

A process of dyeing hair with henna ecological product. Hair in a bun

髪や頭皮に負担が少ない

通常の白髪染めには髪や頭皮の負担となる、ジアミン・アルカリ・過酸化水素といった成分が配合されています。
ヘナには化学的な成分を一切含まないので髪だけでなく頭皮にも優しく肌が弱くかぶれやすい人でも比較的安心して使用することができます。

トリートメント効果がある

ヘナには、ダメージ補修やうるおいを保つはたらきがあります。
シコウカが広く分布している熱帯地方では、トリートメントとして用いられるほどです。

髪が水分をキープする力を高めてうるおいある髪に整えたり、頭皮環境を整えて質の良い髪が生えるようサポートしてくれたりします。
使用前後で比較すると髪や頭皮の違いを実感できるでしょう。

ハリやコシがアップする

摩擦・紫外線・外気など髪のダメージに繋がるものは日常生活にたくさん存在します。
ダメージを負うと髪のハリコシがなくなり、頼りない髪になりがち。

ヘナにはダメージで損傷したたんぱく質を補修するはたらきがあるので、ハリコシのある強い髪へ導くことが可能です。

ヘナのデメリット

ヘナは優れた白髪染めですがデメリットも存在します。
それぞれ詳しく解説しました。

Dry henna powder in bowl on wooden background, closeup

色が入りづらい

化学成分の力でキューティクルを開いて効率よく着色させる白髪染めとは違い、ヘナはじわじわと時間をかけて浸透しケラチンと絡みつくことでやっと発色します。

キューティクルが何層にも重なっている硬い毛質の人や水を弾きやすい撥水性毛の人は、ヘナの反応が鈍くなり色が入りづらいと感じることもあります。

色味が少ない

ヘナの色味には、主にオレンジ・ブラウン・ブラックの3色があります。
たくさんのカラーバリエーションの中から色味を選ぶことはできません。

また化学成分を含まないので黒髪の元であるメラニンを破壊する作用はなく、もとの髪よりも明るくすることも不可能です。

独特の臭いがある

白髪染めのようにツンとする刺激臭とは種類が違いますが、ヘナにも草木のような独特な香りがします。
よく例えられるのは、牧草・干し草・畳など。

嫌気がさすほどの香りではないにしろ、香りの好みには個人差があるためこの香りが苦手でヘナは使えないという人もいるようです。

ヘナカラーの白髪染めが向いているのはどんな人?

ヘナに向いている人は、髪や頭皮への刺激が少ない安全なカラーを希望する人です。
過去に白髪染めで頭皮がかぶれた・炎症ができた・沁みてつらい思いをした人にとって、また白髪染めをするのは不安が大きいですよね。

ヘナにはこれらのリスクがほとんどなく安心して使用できるので、安全志向の人にはおすすめと言えるでしょう。

ヘナカラーにはおもに2種類ある

ヘナには天然成分100%のナチュラルヘナと、化学染料を含んだケミカルヘナがあります。
それぞれの違いについて解説しました。

Henna powder. Henna paste. Prepare henna paste.

ナチュラルヘナ

仕上がりや効率より安全性を求める人はナチュラルヘナがおすすめです。
ナチュラルヘナとは、天然成分が100%のものを指します。

頭皮への刺激となる化学成分を一切含んでいないため、過去に白髪染めでアレルギー反応がでた人でも安心して使用することが可能です。
しかし、染色作用が弱く色付きが悪い・染めるのに時間がかかるといったデメリットもあります。

ケミカルヘナ

ケミカルヘナはヘナの成分に、白髪染めにも使われる茶色い化学染料であるジアミンを含んだものです。
ジアミンを含むことで、ナチュラルヘナと比べると発色や白髪の色持ちが良くなり、染色にかかる時間も短時間ですみます。

しかし、ジアミンはアレルギー性が高く、過去にかぶれなどの反応が起こった人が使用すると、再度アレルギー反応を引き起こすリスクがあるため、注意しましょう。

ヘナカラーの白髪染め剤の選び方

ヘナカラーの白髪染めにはいくつかの種類があります。
自分に合うものを選ぶ方法について解説しました。

髪にヘナを塗ってサランラップを巻いた中年女性 ヘナ染め

色味で選ぶ

天然成分100%のヘナを用いた場合、シコウカの葉が持つ赤みの強いオレンジ色に仕上がります。
白髪に色は付くとはいえ黒髪との馴染みが劣るのが気になる人もいるのではないでしょうか。

黒髪に近い色味にしたい場合は、藍色の色味を持つインディゴやジアミンが含まれたものを選びましょう。

ヘナの種類で選ぶ

ヘナには天然成分100%の安全性が高いナチュラルヘナと、化学染料・ジアミンを含んだ色持ちのいいケミカルヘナがあります。
過去に頭皮がかぶれた経験がある人ナチュラルヘナを、色持ちも重視したい人ケミカルヘナがおすすめです。

それぞれメリットとデメリットが違うので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。

配合成分で選ぶ

ヘナを繰り返し使い続けると、収れん作用といってキューティクルが硬くとじる現象が起こります。
収れんが起こると傷んでいないのにまるでダメージを負ったかのような、硬くてゴワゴワした質感になりがちに。

白髪染めの頻度が高い人は、質感を損なわないためにトリートメント成分が配合されているものを選びましょう。

使いやすさで選ぶ

ヘナは粉末をお湯に溶かしペースト上になるまで練ってから使うのが一般的です。
しかし、すでにペースト状になっているチューブタイプのアイテムもあります。

防腐剤などの添加物が気になるなら粉末状のヘナを、利便性を求めるならチューブタイプのヘナを選ぶようにしましょう。

ヘナカラーの使い方

ヘナカラーの使い方・意識したいポイントについて解説しました。

The glass bowl with rehydrated henna and dry henna powder on a marble mat. Home hair coloring by  organic eco-friendly paint.

①ヘナペーストを用意する

基本的にヘナは粉末状のアイテムなので、使用前にお湯で溶いて使います。
お湯の温度は50〜60度のやや熱いくらいのものがおすすめ。
混ぜムラがあるとダマになって残り、反応が鈍くなるのでしっかりムラなく混ぜるようにしましょう。ヘナの固さはマヨネーズくらいをイメージしてください。

固すぎてもゆるすぎても扱いづらいので、混ぜるお湯の量には注意してくださいね。

②塗布する

ヘナの塗布は、白髪が一番気になるところ→サイド→後頭部の順で行いましょう。
放置時間をしっかり確保することで白髪への染色効果が高まるため、分け目や顔まわりなど普段から視界に入りやすい部位をはじめに塗布してください。

③放置する

ヘナの種類によって差がありますが、一般的に1時間ほど放置時間が必要です。
薬剤が乾燥してしまうと反応が止まってしまうので、ラップで包む・エアコンの風が当たらない場所に移動する、などの工夫をしましょう。

④洗い流す

放置し終えたらすすぎ残しのないようしっかり流します。
ヘナが乾燥していると皮膚に固まってくっつきやすいので、お湯で馴染ませて緩くしてから優しく落としましょう。

ヘナで白髪を染めるときの注意点

ヘナで正しく白髪を染めるために意識したい注意点を解説しました。

温かいヘナを塗布する

ヘナは冷えた状態では染める力が弱く、温かい状態でしっかりと染まります。
お湯で溶いた直後のヘナを使ったり、塗布前に湯煎で再度温めたりすることが大切です。
また部屋の温度も重要です。夏場はエアコンの設定を若干高めにしたり、冬場は事前に部屋を温めておいたりと、室温に注意しましょう。

染めたあとはシャンプーを控える

ヘナはシャンプーで洗い流した後も反応を続け、数日かけて髪に定着します。
もし反応の途中にもかかわらず洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、髪をコーティングしているヘナの染料量を減らしてしまい、色落ちが早くなる恐れも。
ヘナ後は染料の定着のために48時間ほどシャンプーを避けることをおすすめします。

【白髪染め】おすすめのヘナカラー剤 10選

ヘナにはいろんな種類のアイテムが多くあるのでどれがいいか迷ってしまいますよね。
おすすめのヘナカラーを10個選んでみました。

耀ヘナ研究開発 ナチュラリスト・ヘナ

あるでばらん楽天市場店
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AAAランクのヘナを3種類配合し、ヘナ特有の赤みを抑えたナチュラルヘナ。
焦茶色のような落ち着いたブラウンカラーで、地毛が明るい人には違和感のない自然な色味です。
3回ほど染めると光にあたっても白髪がキラキラせず、白髪染めに近い統一感ある仕上がりに。

ナイアード  ヘナ+木藍

Naiad(ナイアード)
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藍色の色素を持つ木藍(インディゴ)と7種類のハーブをヘナに配合したオリジナルヘナ。
黒茶系の落ち着いた色味に仕上げられるので、仕事の都合で髪を明るくできない・白髪の量が少なくヘナだと浮いてしまう人におすすめです。

グリーンノート グリーンノートヘナオーガニータ

日本で初めてオーガニック認証された植物原料100%のナチュラルヘナ。
10種類のハーブをバランス良く配合し、高い染色力を実現したアイテムです。
白髪量によって選べるカラーラインナップが4種類あるので、自分にとってベストな色味を見つけられます。

ピアエンタープライズ かの子のハーブヘナ

ジアミンを含まないのにもかかわらず、1回の使用で白髪がわからなくなるほどの抜群の染まりやすさが特徴。
ヘナの力で髪を補修しハリコシのある強い髪へと導きます。
白髪だけでなく加齢による髪のボリュームに悩んでいる人におすすめ。

ロイヤルティバティ ヘナ物語

完璧とは行かないまでも、1回の使用でかなり白髪の目立ち具合をカバーできるアイテム。
ヘナ特有の赤みを感じるのでしっかりカバーしたい人には不向きですが、白髪が多い・明るめに仕上げたい人には最適です。

ボタニカルラボ COLOURME Organic

髪にハリコシを与えるアムラ・うるおいを与えるハイビスカスなど、ヘナ以外にも高品質なハーブを豊富に含んだナチュラルヘナ。
一度で濃く深い色味に仕上がるので、白髪染めと並ぶ4週間の色味持続を叶えました。

malunalu ハナヘナ

過去に白髪染めでアレルギーを起こした人でも安心して使える本物の天然ヘナ。
ヘナとインディゴをバランス良く配合し、赤みの少ない馴染みのいいカラーを叶えます。
髪のダメージによる乾燥を防いでくれるので、きれいに髪を伸ばしていきたい人におすすめ。

アインズラボ マハロ

高品質のヘナが採れると言われる、インド・ラジャスタン地方のヘナのみを使用したアイテム。
ヘナ特有のきしみやごわつきが起こりにくく、地毛と同じくらい滑らかな質感に仕上がります。
コスパもいいのでヘナでのカラーを長期間続けたい人にはおすすめです。

大興貿易 ダイコー ヘナ

高発色のヘナを厳選したこだわりのナチュラルヘナ。
粉末の粒子が非常に細かく薬剤が滑らかな状態で使用できるので、塗布・浸透効率が非常に優れ短時間でのカラーが可能です。

忙しく時間をなかなか取れない人におすすめ。

ネットブックコマース ラジャスタンヘナ

ラジャスタンヘナ
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髪への補修力が高く、髪の見た目や手触りが整うと好評のヘナ。
他のアイテムと比べると明るめの仕上がりになります。
繰り返す白髪染めで毛先がパサパサしている人や、地毛が明るい・白髪が少なめな人におすすめです。

まとめ

白髪が気になり始めると切っても切り離せない白髪染め。
ですが、繰り返すカラーで髪も頭皮もボロボロになってしまっては本末転倒です。
白髪染めに違和感がある人は、刺激がほとんどなく安心して使えるヘナカラーを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

PROFILE

橋口美月(はしぐちみづき)

滋賀県・ヘアールシア

【資格】
・美容師免許
・JNECネイリスト技能検定試験 2級
・JNAジェルネイル技能検定試験 中級
・JMA日本メイクアップ技術検定試験 3級
・ビューティ・コーディネーター検定 3級

ヘア・メイク・ネイル・アイなど美容業務全般に携わる。
現在では美容師業のみに専念し、白髪の悩みが増える40〜50代の大人女性を担当する。
白髪に特化したカラー提案に定評があり、リピート率は80%以上。

個人ブログ:https://ponzusan.com

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